【Mac】MacにiOSアプリを再インストール。しかしデータが残ってる
Silicon MacになりiOSのアプリがアプリによってはインストールできるようになりました。
自分はM2 MacBook Airを使ってます。
なんとなく自分が関わっているアプリをインストールして動作できるか試してみました。
特に問題なく動きました。で、削除して再インストールしてみたら、あるアプリは初期状態ではなく続きからの状態。
あれれ。なにか保存データが残っている…
調べるとよくあるのが
~/Library/Containers/
~/Library/Application Support/
~/Library/Caches/
~/Library/Preferences/
このあたりにある関連するファイル(フォルダ)を削除と出てきます。
自己責任となりますが、削除しては行けないファイルを削除しないようご注意。
Finderを使用した手動削除
Finderを開き、メニューバーの「移動」を選び、optionボタン押すとライブラリが出てくるのでそれで移動。
ここで、アプリに関連するフォルダをゴミ箱にいれ、ゴミ箱の中を見ると入れたはずのフォルダではなく名前が変わっているのがあるはずなのでそのフォルダ名をメモしておく(コピーする)
例えば、「テストアプリ」というアプリをごみばこに入れます。で、ゴミ箱の中をみるとそのフォルダ名が
「C39E4A91-64AF-4820-8CC7-733FB0137DD6」のような感じの名前になっています。
と、いうわけで
~/Library/Containers/
にあるの関連ファイルを削除しました。ゴミ箱も空に。で、1つのアプリはこれで初期化できましたが、別のアプリは変わらず…ファイルを削除し、Macを再起動するも変わらず。続きの状態。
ChatGPT、Perplexity、GeminiなどのAIに聞くも似たような返答ばかり。聞き方が悪いのかな…
仕方ないので検索。調べてみると、
更に先ほどメモった(コピーした)ファイル名(例:"C39E4A91-64AF-4820-8CC7-733FB0137DD6″)を使いターミナルにて、
cd ~/Library/Containers/
で移動。
find . -iname “*appname*"
をする。
例を使うと以下の通り
find . -iname “*C39E4A91-64AF-4820-8CC7-733FB0137DD6*"
そうすると関連するものが表示されてくるはず。そこで表示されているアプリ名で更に
find . -iname “*testapp*"
のようにすると、これまた関連するファイル(フォルダが)が表示。結構わかりにくい場所の間で表示されます。
先ほども書きましたが、1つのアプリは~/Library/Containers/にある関連ファイルを消すだけで大丈夫でした。
別のアプリはだめだったので、他にあるのかもと、更に、cd ~/Library/Containers/ではなく、cd ~/Library/から
find . -iname “*testapp*"
を実行。
そうすると、別のアプリは~/Library/Group Containers/にもデータが存在。それがデータを残す悪さをしていた模様(たぶん)。さらにそれも削除。
表示されてた関連ファイルを消していき、iOSアプリを再インストールしてみました。
起動すると、見事初期状態に。
アプリによってはグループID設定しているものもあるかと思いますので、Containersの関連ファイルのみでだめな場合はGroup Containersも気にしたほうがいいかと。
とりあえず、初期状態から動かす方法がわかったのでよかった。ただ、ちょっと面倒。